「これほどの短期間でここまでのスケーラビリティを達成できるとは思いもよりませんでした。」 - Chengyu Zhang、 China Unicom プラットフォーム技術R&D グループリーダー
China Unicomはすでにコアとなる事業運用システムにMesosを活用していましたが、チームにとっては新しいクラウドプラットフォームにはKubernetesの選択が自然だろうと感じられたのです。「大きな理由は、Kubernetesには成熟したコミュニティがある、ということでした」とZhangは言います。「さらにKubernetesは非常に早いペースで成長していることもあり、さまざまな人のベストプラクティスから多くを学ぶことができるのです。」 またChina UnicomはマイクロサービスフレームワークのためにIstio、Envoy、CoreDNS、およびFluentdも使用しています。
China UnicomにおけるKubernetesでの成功体験から、Zhangと彼のチームはコミュニティに積極的に貢献するようになりました。それは、Meetupやカンファレンスに参加したり、同じ道のりを歩むことを検討している他の企業にアドバイスを提供したりすることから始まりました。「とくに、トラディショナルなクラウドコンピューティング システムを保有してきた企業には、クラウドネイティブコンピューティングのコミュニティに参加することを本当にお勧めします」とZhangは言います。
「企業はRancherのような事業者が提供するマネージドサービスを活用することができます。こうした技術はすでにカスタマイズされて提供されるので、簡単に利用することができるでしょう。」 - Jie Jia、China Unicom プラットフォーム技術 R&D