コンテナ環境変数
このページでは、コンテナ環境で利用可能なリソースについて説明します。
コンテナ環境
Kubernetesはコンテナにいくつかの重要なリソースを提供します。
- イメージと1つ以上のボリュームの組み合わせのファイルシステム
- コンテナ自体に関する情報
- クラスター内の他のオブジェクトに関する情報
コンテナ情報
コンテナの ホスト名 は、コンテナが実行されているPodの名前です。
ホスト名はhostname
コマンドまたはlibcのgethostname
関数呼び出しにより利用可能です。
Podの名前と名前空間はdownward APIを通じて環境変数として利用可能です。
Pod定義からのユーザー定義の環境変数もコンテナで利用できます。 Dockerイメージで静的に指定されている環境変数も同様です。
クラスター情報
コンテナの作成時に実行されていたすべてのサービスのリストは、環境変数として使用できます。 これらの環境変数はDockerリンクの構文と一致します。
bar という名前のコンテナに対応する foo という名前のサービスの場合、以下の変数が定義されています。
FOO_SERVICE_HOST=<サービスが実行されているホスト>
FOO_SERVICE_PORT=<サービスが実行されているポート>
サービスは専用のIPアドレスを持ち、DNSアドオンが有効の場合、DNSを介してコンテナで利用可能です。
次の項目
- コンテナライフサイクルフックの詳細
- コンテナライフサイクルイベントへのハンドラー紐付けのハンズオン
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